ギタリスト新井伴典の???

公式サイト http://arai-guitar.com/

2018年06月

日本が誇る世界の名工、今井勇一氏のギターが完成マジか?

 

現在所有のImaiギターはブラジリアンローズウッド(ハカランダ)+松の組み合わせ(2011年10月完成)。ハカランダは築100年以上のブラジルの教会を取り壊す際に出たドアやカベ、床などの廃材ハカランダ(チャーチドアと言うらしいです)!!!乾燥時間ゆうに100年以上という超トーンウッド!もちろんワシントン条約はクリアー。今井氏のチャーチドア材は10セット手に入ったそうです。

 

2013年、杉+インディアンローズウッド+ニューヘッドデザインで依頼し、4月と5月に工房にお邪魔。大体のパーツが見えてきました(笑)。私のチャーチドアギターは10ヶ月で完成。はたして今回は??

 

裏、側面板はインディアンローズウッド。木目、木材を叩いたときの響き共に極上です。製作家の方は木材を叩いてみれば、ある程度の仕上がりの音を予測できると言います。
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後ろの木材は表面の米杉。どちらかと言うと檜(ヒノキ)に近い種類らしいです。これも花粉を飛ばすのでしょうか?
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リンク:ヒノキ(ウィキぺディア)

リンク:いまさら聞けない!ギターで使われる木材辞典
 

今井ギターデュオ!ギタリスト河野智美さんは杉+ハカランダ。「リハ中どこ見てんのよ!」ですか?今年1月結成、1月末日解散(笑)。
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で、ヘッドデザイン。これを考えるのに相当な時間を費やしたとか。

 

ノーマルデザイン!
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ニューデザイン。しかし、一見ほぼ同じに見える??
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5月14日の様子。完成間近か?楽しみです。

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後は表板と裏板付けて、指板張っていと巻きつけて、フレット打って、塗装して、、、けっこうあるな、、、
リンク:ロッコーマンの今井勇一ページ

前回の続き、、、スペイン、グラナダ。アントキノ・マリソ ギター工房、、、
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なんと依頼ギターの材料が偽り?ミスター・イーマイの言う正規ルートとは?マダガスカルとハカランダは製作家でも見分けがつかない???そしてハワジャーローズウッド社、ハワジャー社長の運命は??
つづく、、、、
※物語はフィクションです。木材料名以外の人物等は架空のものです。

私もよく解っていませんが、皆さんにも少しギター用材について知っていただき、さらにワカランダになってもらおうと思い書いてみました。※ ギター用材及び音色等の良し悪しを評価するものではありません。

ギターの材料は何を使っているかご存知でしょうか?主に

表面:松、杉
側面、裏:ハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド。最近の表記では中南米ローズウッドとも。ドイツ人はリオ・パリサンダーと言う)、ローズウッド(インディアン・ローズウッド)、メープル
ネック:マホガニー、セドロ
指板:エボニー(黒檀)

ですね。私の使用しているカール=ハインツ・留美姫やユイチ・イーマイは側面内側にシ-プレスが仕込まれています。その昔、ラミレスが発案して採用する製作家.が増えました(と聞いています)。ここ最近トーンウッドと呼ばれる楽器製作に最適な木材の伐採、輸出入、取引に大きな変化があり、新しい木材を使用する製作家もいらっしゃいます。

リンク:トーンウッド流通最新事情 ワシントン条約等

側面裏板の用材は上記3つ以外に、、、

ネオ・ハカランダ(ブラジル産ハカランダが入手困難なためそれに代わる材料(ハカランダに良く似た別の樹と考えてください)それらをひとまとめにしてネオハカランダと呼んでいます。ココボロ、ジリコート、など数種類の樹が良く使われています・・・某サイトからの引用)

マダガスカルローズウッド(アフリカ、マダガスカルのローズウッド)

タイローズウッド(インドシナ、東南アジアのローズウッド。某カール=ハインツ・留美姫氏によればミャンマーローズウッドとも言う・・・)

パドゥーク(20年前くらいにドイツで見たことがあります)

は知っていました。しかし近年皆さんよくご存知の某名器にもマカカウバやマレーシアダークウッドなど聞いたことがない木材が注目を集めて(いるかも不明)います。私が知らないだけでもうとっくな話かもしれませんが、、、

↓↓↓ ドイツの製作家、カール=ハインツ・留美姫氏。シュトゥットガルト中央駅にて、、、出来上がったギターをヨーロッパツアーの最終日フライト直前に届けてくれました!(おかげでツアー中、某ギタリストから楽器を借りる羽目になりました。留美姫氏本人は楽器の出来ばえにドヤ顔。)
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リンク:名古屋ミューズ音楽館ルーミヒギターの商品ページ
留美姫氏のギターの側面、裏板にココボロ!!これは弾いてみたい!!

ドイツではハカランダの輸出入が前面禁止といううわさも、、、ここにもその影響が出ているのでしょうか?ともあれココボロは日本の名器、Sakurai RFモデルにも使われていた良い材料です。
リンク:Karl=Heinz Roemmich 公式ページ

リンク:ウッドデータベース 英語
リンク:ギター用材の多様性は世界の銘木展のようだ!!
リンク:ローズウッド(ウィキペディア)

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リンク:クラシックギターの横・裏板の材料の違いについて

↑↑↑ここになるほどと思う回答がありました。↑↑↑ この下は大事な部分の抜粋です。

・・・質問・・・
インディアンローズウッドマダガスカルローズウッド中南米ローズウッド(ハカランダ) この三つの音色を個人的な感想でいいので特徴教えてください。あと見た目の違いも教えてください。

・・・回答・・・
本マグロ・インドマグロ・メバチマグロ・キハダマグロ。どれがうまいですかと聞かれてもたいていの人は迷います。魚の部位,だれが料理するか,どこで食べるか。どんな料理か,腹の減り具合は?ギターの材料と置き換えて考えてください。

ギターの横・裏板による音色の違いはあるでしょうが、木の種類で音色を語ることはあまり意味がありません。高額なハカランダでも端材もあれば部位も樹齢も違います。

・・・中略・・・
迷う気持ちはわかりますが最終的には好きかどうかという自己満足の世界です。気に入ったギターを選んでください。信用ある楽器店に並んでいるギターは無名の作家でも品質に問題はありません。音色をもっとも大きく影響させるものは弾き手の技量です。
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マグロを例にとるとはすごい!!たしかにキハダやメバチをまずいと思ったことはないですし、本マグロを、ん?と思ったこともあります。これは本マグロだよと言って極上?のキハダを出されても一流シェフも一流主婦?もワカルンダなんでしょうか?

でも私だったらクマゼミを例に出すでしょう。クマゼミ、タイワンクマゼミ、インドシナクマゼミ、リュウキュウクマゼミの鳴き方どれが好き?ですね。ヾ(´゚Д゚`;)ゝ

すべての木材において、木材の種類による音の良い悪いは全く関係ないです。ハカランダでも製作家によっては捨てるようなものもハカランダですし、ハカランダでいいものが入手困難なので下手なハカランダより質の良いインディアンやマダガスカルの方が良いといっておられる製作家もいます。

実際私の所有する某カール=ハインツ・留美姫氏の松+ハカランダ(日本で輸入しているタイプの極上ハカランダを使ったとされるタイプ)と杉+インディアンローズウッド(特注極上インディアンタイプ。日本に入ってきません)で音は違うのかといわれれば特に大差はないですし良い悪いは全く言えないです。

また同じ留美姫氏の松+ハカランダでも某ギタリスト所有のと私のでは全く違います。これも良い悪いではなく”違う”です。腐っても鯛みたいなところで惑わされないようにしたいですね。

とか書いている最中にこんなものを発見!
リンク:ハカランダとはブラジリアンローズウッドの事でしょうか?

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つづく......
なんとゴルゴがギターの間接注文を引き受けた!?そしてその楽器の仕上がりは?ギター製作者アントキノ・マリソ、ハワジャーローズウッド社とは?
※ 物語はフィクションです。登場人物、ギターのモデル名称(トリプルトップ)は架空のものです。

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リンク:使う木材で音ってどう変わるの?
リンク:ハカランダについて
リンク:そのハカランダ本物ですか?ギターの材料表記、木材鑑定
リンク:日本のバンド、Jacaranda。ウィキペディア ハカランダの説明があります。幻の木材!!
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ホントにあった!?極上キャンプファイヤー??(ヨーロッパ某都市郊外)

新井:何燃やしてんの?余った木?
製作家:ハカランダ。極上ハカランダ20セットの中に数枚使えないやつが混ざってるんだ。
新井:ほぇー

先ほどのハカランダのドイツ語、リオ・パリサンダーの変換ミス→リオ・パリ産だー、、、、ってどこ産ですか?(笑)

前のブログ記事から「2穴式?3穴式?」という質問がありましたので、ご紹介したいと思います。
※ 良い悪いを評価するものではありません。

 

1穴式

(一般的な?普通の?)は良くご存知かと思います。1回通してヨジるやつです。巻きつけるとき低音弦はガリガリ引っ張るので私はストレスを感じます。①②弦のヨジりは2回(③弦カーボン弦の場合は細いのでは2回ヨジり)です。低音弦はヨジらなくても問題ないです(写真は⑥~③1回ヨジり、①②弦は2回)。①②弦は2回ヨジらないとすべり抜けして表面版に弦鞭(ムチ)を食らい、下手をすると表面版に穴があきますので注意。1穴式を弦の力で2穴式にしないようにしましょう。4回も5回もヨジっているのを見かけますが、めんどくさいだけで音にはまったく関係ない(と思います)です。
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ブリッジ角度は引っ張られているのでブリッジ骨棒から穴まで真っ直になりません。ブリッジ角度の引っ張られ部分は穴方向に押し込んだ方が真っ直ぐに近い角度を保てます。この引っ張られ部分から弦切れが梅雨の季節に良く起こります。押し込めば弦切れを少なく出来る(はず)。※ 写真は押し込んでいません。押し込んだ写真は撮り忘れました。
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↓↓↓↓↓ ブリッジ骨棒から穴まで真っ直ぐ ↓↓↓↓↓
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どうしても高音弦ムチバチンが怖いとき

は、弦先にタンコブ結びを作ると良いですが、見た目が良くないかもしれません。すべらないのを確認できるまで、スクラッチガードを貼って(置いて)弦を交換すると安心かと思います。また作業中の手での引っ掻き傷防止にもなります。

 

2穴式

誰が始めたか知りませんが25年前くらいからこれを採用する製作家も増えてきました。ブリッジ骨棒から穴まで真っ直ぐにするのが目的です。これにクリアトーンやスーパーチップ等をかませても音には全く関係ない(と思います)です。低音弦は1回引っ掛けるだけで便利。高音弦はすべり抜け防止で2回巻いてタンコブを作ります。私はこれが一番楽です。私が楽器を注文するときは2穴式を頼んでいます。

③弦が黄色いのはハナバッハ・ゴールディンです。一応ハナバッハの宣伝マンなので、、、『クリアできらびやかながらも、一般的なカーボン弦よりウォームな音色。』って書いてありますが、これは本当にそう思います。しかしセット価格がシルバースペシャル(ハナバッハのスタンダード弦)の倍って知らなかった。③弦に関しては結構長持ちしますので音程が変にならない限り張りっぱなしでもOK(かな?)。

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3穴式

ブリッジに上部分に巻き付けないので傷や跡が付きませんが、これ、めんどくさいです。これもブリッジ骨棒から穴まで真っ直ぐになります。どなたがいつ考案したのか知りませんが、25年位前に2穴、2015年位に3穴。2035年には4つ穴、2070年にはブリッジはもう穴だらけで、、、、なわけないですね。

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1穴式タンコブ法

見ての通りタンコブを作ってで止めるだけです。1穴式でクリアトーンやスーパーチップなどを使わず手軽にブリッジ骨棒から穴まで真っ直ぐにできます。ということはクリアトーンやスーパーチップはいい音になるんじゃないかっていう気持ちの問題ということにな(ると思います)ります。

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 ベルナベ弦は直結法でプラスチッククッションが付いています。おそらくはクッションが音に影響するというよりもタンコブが穴に食い込むのを防止するものと思われます。が、どうなんでしょ?しかもスクラッチガード標準装備!!!
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おまけ1。パノルモコピーの弦止め

弦にタンコブを作って穴に差し込んで蓋をするだけ。直接顔に弦ビンタ、もしくは蓋ビンタを食らいそうで結構怖い。しかも蓋が飛んでいってマンホールの穴にでも落ちたら終わり(落ちるか!!)です。もちろんクリアトーンの類もマンホールの穴に落としたらアレです。

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おまけ2。直結&普通巻きのミックス
意味全くなし。余分な弦は切ろう(笑)
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総評

まぁ十分なブリッジ角度が付いていれば何でもいいんじゃないの?と思います。

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